日々の出来事、観た映画、聴いた音楽、読んだ本、撮った写真。
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プルートで朝食を
Breakfast On Pluto
監督:ニール・ジョーダン
原作:パトリック・マッケーブ
脚本:ニール・ジョーダン、パトリック・マッケーブ
音楽:アンナ・ジョーダン
出演:キリアン・マーフィ、リーアム・ニーソン
ルース・ネッガ、ローレンス・キンラン
スティーヴン・レイ、ブレンダン・グリーソン
エヴァ・バーシッスル
公式サイト(US)
公式サイト(JP)
amazon.co.jp
思わぬ拾い物! ★★★★☆
ニール・ジョーダン監督の映画というと、
以前『クライング・ゲーム』を観たことがあります。
あれもオカマちゃんが主人公の摩訶不思議な映画だったなぁ
と、遠い記憶を呼び起こしながら、今回の『プルートで朝食を』を
鑑賞しました。
!!!!!この映画、傑作ですよ!!!!!
1970年代のアイルランドに生まれた、パトリックくん。
生まれた直後に母親に捨てられ、そのことをずっとトラウマにして
生きてきました。小さな頃から一風変わった子で、自分のことを
ゲイだと自覚した後は、養母の家を離れ、ロンドンへと旅立ちます。
その目的は「母を探すため」そして「真の愛を探すため」。
大小さまざまな困難に遭遇し、打ちのめされながらも
けなげに、しなやかに生きる彼(彼女?)を描く36章の物語です。
まぁね、こういう濃ゆいキャラが主人公の映画って、
そのキャラに対する第一印象がいいか悪いかで、その後の
2時間の過ごし方がずいぶん変わってくると思うんです。
親近感が湧くかどうかってことね。
で、この映画に関しては、もうバッチリ!これ以上ないってほどに
興味がわく登場の仕方でした。(音楽の使い方がサイコー!)
ただし、冒頭、鳥が人間の言葉をささやきあうシーンを観たときは
頭を抱えそうになりましたけどね…。
でね、まぁ、彼の人生の壮絶なことったら、もう…。
これでもか!これでもか!と、不幸が続くんですよ。
そして、幸せが長続きしないんですよ…。
それなのに、そんな逆境もガンガン乗り越えていく姿を見てると
同情すべきこっちが逆に勇気をもらったような気分になるのね!
そんな気分にさせてくれた、主演のキリアン・マーフィの演技は
すごかったっすよ。個人的には『バットマン・ビギンズ』で
観たことがあるだけの俳優さんだったけど、この俳優魂はアッパレ!
すごかったっすよ。すごかった。とにかくすごかった。
そして、話の運び方も絶妙でね!
エピソードが章ごとに区切られてるのが、観やすかったし
わかりやすかったの。そして、タダのオカマ映画に終わらず、
別れ・死・テロ・政治・道徳、いろんな面が描かれていて、
深いのよね。で、最大かつ最高のポイントは
(上にも書いたけど)音楽ですよ!
良い選曲がなされたイギリス映画にハズレなし!という法則が
成り立ちますね。ほんと。(今回もT-REXが登場しましたし!)
数年前の『リトル・ダンサー』以来、久しぶりに心ときめく
イギリス映画に出会いました。シ・ア・ワ・セ。
Breakfast On Pluto
監督:ニール・ジョーダン
原作:パトリック・マッケーブ
脚本:ニール・ジョーダン、パトリック・マッケーブ
音楽:アンナ・ジョーダン
出演:キリアン・マーフィ、リーアム・ニーソン
ルース・ネッガ、ローレンス・キンラン
スティーヴン・レイ、ブレンダン・グリーソン
エヴァ・バーシッスル
公式サイト(US)
公式サイト(JP)
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思わぬ拾い物! ★★★★☆
ニール・ジョーダン監督の映画というと、
以前『クライング・ゲーム』を観たことがあります。
あれもオカマちゃんが主人公の摩訶不思議な映画だったなぁ
と、遠い記憶を呼び起こしながら、今回の『プルートで朝食を』を
鑑賞しました。
!!!!!この映画、傑作ですよ!!!!!
1970年代のアイルランドに生まれた、パトリックくん。
生まれた直後に母親に捨てられ、そのことをずっとトラウマにして
生きてきました。小さな頃から一風変わった子で、自分のことを
ゲイだと自覚した後は、養母の家を離れ、ロンドンへと旅立ちます。
その目的は「母を探すため」そして「真の愛を探すため」。
大小さまざまな困難に遭遇し、打ちのめされながらも
けなげに、しなやかに生きる彼(彼女?)を描く36章の物語です。
まぁね、こういう濃ゆいキャラが主人公の映画って、
そのキャラに対する第一印象がいいか悪いかで、その後の
2時間の過ごし方がずいぶん変わってくると思うんです。
親近感が湧くかどうかってことね。
で、この映画に関しては、もうバッチリ!これ以上ないってほどに
興味がわく登場の仕方でした。(音楽の使い方がサイコー!)
ただし、冒頭、鳥が人間の言葉をささやきあうシーンを観たときは
頭を抱えそうになりましたけどね…。
でね、まぁ、彼の人生の壮絶なことったら、もう…。
これでもか!これでもか!と、不幸が続くんですよ。
そして、幸せが長続きしないんですよ…。
それなのに、そんな逆境もガンガン乗り越えていく姿を見てると
同情すべきこっちが逆に勇気をもらったような気分になるのね!
そんな気分にさせてくれた、主演のキリアン・マーフィの演技は
すごかったっすよ。個人的には『バットマン・ビギンズ』で
観たことがあるだけの俳優さんだったけど、この俳優魂はアッパレ!
すごかったっすよ。すごかった。とにかくすごかった。
そして、話の運び方も絶妙でね!
エピソードが章ごとに区切られてるのが、観やすかったし
わかりやすかったの。そして、タダのオカマ映画に終わらず、
別れ・死・テロ・政治・道徳、いろんな面が描かれていて、
深いのよね。で、最大かつ最高のポイントは
(上にも書いたけど)音楽ですよ!
良い選曲がなされたイギリス映画にハズレなし!という法則が
成り立ちますね。ほんと。(今回もT-REXが登場しましたし!)
数年前の『リトル・ダンサー』以来、久しぶりに心ときめく
イギリス映画に出会いました。シ・ア・ワ・セ。
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