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日々の出来事、観た映画、聴いた音楽、読んだ本、撮った写真。
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みなさま、今年のクリスマスはいかがお過ごしですか?
わたくしの住む街では、雪も降らず(気候的に)平和な
日和でございます。

さて、今日は、2006年に観た映画と買ったCDの中から
個人的ベスト10を選ぶ、恒例の日でございます。
まぁ、みなさまの参考になるかどうかは、まったくわかりませんが
勝手に発表しまーす。

★2006年の10本★
No.1 『かもめ食堂』
No.2 『ウォーク・ザ・ライン』
No.3 『ユナイテッド93』
No.4 『硫黄島からの手紙』
No.5 『プルートで朝食を』
No.6 『ゆれる』
No.7 『クラッシュ』
No.8 『カポーティ』
No.9 『花よりもなほ』
No.10 『ウォレスとグルミット / 野菜畑で大ピンチ』

今年は、観たい映画を見逃すことが多く、消化不良の残る一年でした。
(この傾向は今後さらに悪化するような気もする…)
そんななか、今年を振り返ってみて、やっぱりこれが一番だったな!と
思ったのは、やっぱり『かもめ食堂』でした。
おかしくて、ユルくて、騒がしくなくて、マイペースで、
いっしょうけんめいで、支えあって生きている。
そんな3人の女性たちの姿が、今も脳裏に焼きついて離れません。
(「トンミ・ヒルトネン」も忘れられないキーワードです!)



☆2006年の10枚☆
No.1 Keane / Under The Iron Sea
No.2 Jet / Shine On
No.3 ザ・クロマニヨンズ / ザ・クロマニヨンズ
No.4 Corinne Bailey Rae / Corinne Bailey Rae
No.5 John Mayer / Continuum
No.6 Zero 7 / The Garden
No.7 KT Tunstall / Eye To The Telescope
No.8 Faithless / To All New Arrivals
No.9 Pearl Jam / Pearl Jam
No.10 John Legend / Once Again
CD予算削減の嵐の中、今までよりもさらに厳選した
作品の中から今年一番を選ぶのは…、ぶっちゃけカンタンでした!

デビューアルバムから、大きく飛躍したキーンで決まり♪
ほんと、よく聴きました。攻撃的なピアノロックのかっこよさを
存分に堪能できた気がします。

それと、特に第3位までのアルバムは
ジョギングのお供にも最高でしたし、その他のいかなる状況でも
気分を暖めてくれる、オレの良き相棒になってくれましたから。
ジェットも、2枚目で新たな一面を見せてくれましたし、
ヒロト&マーシーの新バンド、ザ・クロマニヨンズは
かつての勢いを取り戻した気がして、すっげぇうれしいです。
(ファンタジーの中でキラっと光る言葉が飛び出す歌詞もいい!)

今年の音楽に感謝感謝、これからもお世話になります。
そして来年も良い作品に出会えますように。

p.s.
今年リリースではないものの、実はよく聴いていたCDベスト5
・Tift Merritt / Tambourine
・Kathleen Edwards / Back To Me
・Sufjan Stevens / Illinoise
・Josh Rouse / Nashville
・Kelly Clarkson / Breakaway
PR
Janet Jackson / 20 Y.O.

01. 20 (Intro)
02. So Excited
03. Show Me
04. Get It Out Me
05. Do It 2 Me
06. This Body
07. 20, pt.2 (Interlude)
08. With U
09. Call On Me
10. 20, pt.3 (Interlude)
11. Daybreak
12. Enjoy
13. 20, pt.4 (Interlude)
14. Take Care
15. Love 2 Love
16. 20, pt.5 (Outro)

http://www.janet-jackson.com/
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ジャネット・ジャクソンが『Control』でブレイクして
はや20年が経つんですね…。時の経つのは早いもんだ。
いえいえ、オレはそこまでリアルタイムで彼女のことを
知ってるわけではないのですが、
オレが彼女の音楽を聴いて衝撃を受けたのは、高校生のとき。
『Rhythm Nation 1814』でしたねー。
それまでは、俗に言う「R&B」系の音楽は聴かず嫌いだったんですね。
でも、ジャネットの曲("Miss You Much")を聴いて、目からウロコ!
あの、ハードロックも真っ青のキレキレなリズム感と
彼女特有の甘い歌声のトリコになったんだよなー。
(泣きのバラードもサイコーでしたし!)

今でも、ジャネット史上最高傑作は『Rhythm Nation 1814』だと
オレは思います。

で、まぁ、その後は、R&B寄りのユルいノリが多くなって、
"あのときの衝撃は、もう帰ってこないのか…"と感じることがしばしば。
毎回、一抹の寂しさを覚えていたのですが、今回はちょっと違うぞ!
特にバラードが全盛期を彷彿とさせる出来栄えではないでしょうか!!
もしかして、これがジャーメイン・デュプリ効果!?

20yo.JPG



ザ・クロマニヨンズ / ザ・クロマニヨンズ

01. キラービー
02. エレキギター
03. 連結器よ永遠に
04. グレート
05. やわらかい
06. あさくらさんしょ
07. 草原の輝き
08. 歩くチブ
09. くじらなわ
10. 夢のロッケンロール・ドリーム
11. くま
12. タリホー
13. まーまーま
14. 土星にやさしく

http://www.cro-magnons.net/
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元ブルーハーツ~元ハイロウズの甲本ヒロトと真島昌利が
新しく結成したバンド、ザ・クロマニヨンズのデビュー作。

サイコーっす!

この二人が組めば、いつもこういう風な音楽ができあがってくる
というある程度の予想はできるんですけれども、新バンドを結成
した直後ってのは、いつもその「予想」を超えた何かが音の中から
はじけてる気がします。
ハイロウズのときは、白井さんのキーボードが「予想外」でしたし、
クロマニヨンズの場合は「若さ」と「勢い」「スピード感」が
よみがえってきた気がします。
"タリホー""キラービー""歩くチブ"あたりが真骨頂。
初回限定盤の付属DVDに収められたライブパフォーマンスもサイコー。

thecromagnons.JPG



John Legend / Once Again

01. Save Room
02. Heaven
03. Stereo
04. Show Me
05. Each Day Gets Better
06. P.D.A. (We Just Don't Care)
07. Slow Dance
08. Again
09. Maxine
10. Where Did My Baby Go
11. Maxine's Interlude
12. Another Again
13. Coming Home

http://www.johnlegend.com/
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デビュー作でいきなりグラミー賞をゲット!
すでに大物の風格すら漂うジョン・レジェンドの2作目。
カニエ・ウェストが関わった曲が少ないせいか、
今回はけっこうバラエティに富んだ構成になってるみたい。
そんでも、甘くて渋いヴォーカルは健在でございますよ~!
聴くたびに、身も心もとろけてます…。

onceagain.JPG



Sarah McLachlan / Wintersong

01. Happy Xmas (War Is Over)
02. What Child Is This? (Greensleeves)
03. River
04. Wintersong
05. I'll Be Home For Christmas
06. O Little Town Of Bethlehem
07. First Noel/Mary Mary
08. Silent Night
09. Song For A Winter's Night
10. Have Yourself A Merry Little Christmas
11. In The Bleak Mid-Winter
12. Christmas Time Is Here

http://www.sarahmclachlan.com/
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まさに季節モノではありますが、クリスマスソングを
サラ様が歌えばカンペキにハマること間違いなし!といった
鉄板の一枚。
1曲目のジョン・レノンから始まって、ジャジーなラストで
しめくくられる感じは、ス・テ・キの3文字で決まりですわ。
ずばり、クリスマスアルバムの決定版ですぞ!
今年のクリスマスまであと1ヶ月弱。
これを聴いて気分だけでも盛り上げていこ~っと。

wintersong.JPG
吉井和哉 / 39108

01. 人それぞれのMy Way
02. Living Time
03. Lonely
04. 黄金バット
05. ポジネガマン
06. Hold Me Tight
07. I Want You I Need You
08. Weekender
09. All By Love
10. Beautiful
11. 恋の花
12. Believe

公式サイト
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Yoshii Lovinson改め吉井和哉としてのソロアルバム3枚目。
1作目が黒、2作目が白、そして3作目は虹色と、
ジャケットの色が毎回違っていて、アルバムのトーンも
その色と同期しているという、非常にわかりやすい人です、
吉井さんという人は。やっぱりスキ。



John Mayer / Continuum

01. Waiting On The World To Change
02. I Don't Trust Myself (With Loving You)
03. Belief
04. Gravity
05. The Heart Of Life
06. Vultures
07. Stop This Train
08. Slow Dancing In A Burning Room
09. Bold As Love
10. Dreaming With A Broken Heart
11. In Repair
12. I'm Gonna Find Another You

公式サイト(US)
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このくらいのサジ加減が、オレは好きですね。
ブルースとポップのあいだを行き来するような、ね。
まぁ、「おまえはブルースの何を知ってるんだ!?」と言われれば
「何も知りません」としか答えようがないんですけど…。
渋さと甘さを兼ね備えてる、このくらいの感じがスキ。



Audioslave / Revelations

01. Revelations
02. One And The Same
03. Sound Of A Gun
04. Until We Fall
05. Original Fire
06. Broken City
07. Somedays
08. Shape Of Things To Come
09. Jewel Of The Summertime
10. Wide Awake
11. Nothing Left To Say But Goodbye
12. Moth

公式サイト(US)
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クリス・コーネル&元レイジの3人が組んだ、オーディオスレイヴ
早くも3枚目のリリースになりました。
今回は、プロデューサーにブレンダン・オブライエンを起用して
いますねー。クリスともレイジとも仕事したことのあるブレンダン
ですから、気心も知れててよかったんじゃないですかね。
そのせいか、3枚目にしてようやく、レイジ組のアクが抜けてきた
ように聴こえました。これくらいがスキよ!



Jet / Shine On

01. L'esprit D'escalier    
02. Holiday
03. Put Your Money Where Your Mouth Is
04. Bring It On Back
05. That's All Lies
06. Hey Kids
07. Kings Horses
08. Shine On
09. Come On Come On
10. Stand Up
11. Rip It Up
12. Skin And Bones
13. Shiny Magazine
14. Eleanor
15. All You Have To Do

公式サイト(AUS)
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デビューアルバムがドカーンと大爆発ヒットした
オーストラリア出身のロックンロール・バンド、Jetの2枚目。
1枚目では攻撃的なナンバーが印象的でしたけど、
今回はどちらかというとスローナンバーがかっこいいです。
レッド・ツェッペリンや(ときどき)オアシスっぽいところもありつつ、
後半に進むにつれてかっこよくなってる感じ。
アメリカのチャートでは初登場以来急降下しちゃったけど、
オレはスキよ!

さて、突然ですが、7月以降ずっと、CDの紹介をサボってしまっていたので
ここでひとつ、この夏の愛聴盤をまとめてドドーンとお送りしたいと思います。

■Cocco / ザイサイアン

zansaian.jpg

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01. 音速パンチ
02. 暗黙情事
03. 夏色
04. Beauty C
05. 四月馬鹿
06. Swinging Night
07. 野火
08. 唄い人
09. 愛うらら
10. インディゴブルー
11. 陽の照りながら雨の降る
12. Happy Ending


音楽業界から離れて5年、待ちに待ったCoccoが帰ってきました。
開放感あふれた優しい曲が多く、新たな方向性が見えてきたかな?
オススメの1曲:"Swinging Night"



■Keane / Under The Iron Sea

undertheironsea.jpg

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01. Atlantic
02. Is It Any Wonder?
03. Nothing In My Way
04. Leaving So Soon
05. Bad Dream
06. Hamburg Song
07. Put It Behind You
08. Crystal Ball
09. Try Again
10. Broken Toy
11. Frog Prince

イギリス出身の叙情派ギターレス・バンド、キーンの2ndアルバム。
これがまたデビュー作を上回る渾身の出来栄え!キターーー!
一気に化けました。
オススメの1曲:"Atlantic"


■Nelly Furtado / Loose

loose.jpg

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01. Afraid
02. Maneater
03. Promiscuous
04. Glow
05. Showtime
06. No Hay Igual
07. Te Busque
08. Say It Right
09. Do It
10. In God's Hands
11. Wait For You
12. All Good Things (Come To An End)
13. Te Busque [spanish ver.]

ただいま、全世界で大ヒット中の3rdアルバム。
アルバム後半は若干ユル~い感じはするものの、
前半部のぶっとび方はハンパじゃないかっこよさ。
オススメの1曲:"Maneater"


■Thom Yorke / The Eraser

theeraser.jpg

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01. The Eraser
02. Analyse
03. The Clock
04. Black Swan
05. Skip Divided
06. Atoms For Peace
07. And It Rained All Night
08. Harrowdown Hill
09. Cymbal Rush

レディオヘッドの中心人物、トム・ヨーク、初のソロ。
ナイジェル・ゴドリッチとともに、エレクトロな世界観を再び。
もうそろそろギターを手に取れ、トム・ヨーク!!
オススメの1曲:"Harrowdown Hill"


■Jose Gonzalez / Veneer

veneer.jpg

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01. Slow Moves
02. Remain
03. Lovestain
04. Heartbeats
05. Crosses
06. Deadweight On Velveteen
07. All You Deliver
08. Stay In The Shade
09. Hints
10. Save Your Day
11. Broken Arrows

Zero 7の最新作で全面的にフィーチャーされていた
スウェーデン出身の男性シンガーソングライター。
ギルバート・オサリバンのような優しい歌声と、アコギが奏でる
繊細なメロディが絶妙。これって、ボサノヴァなの?
オススメの1曲:"Crosses"


■Tom Petty / Highway Companion

highwaycompanion.jpg

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01. Saving Grace
02. Square One
03. Flirting With Time
04. Down South
05. Jack
06. Turn This Car Around
07. Big Weekend
08. Night Driver
09. Damaged By Love
10. This Old Town
11. Ankle Deep
12. The Golden Rose

ベテラン・アメリカンロッカー、トム・ぺティの久々ソロ。
ジェフ・リン&マイク・キャンベルとの3人4脚で作った本作は
シンプルかつ激渋、ちょいワルオヤジの本領発揮!
オススメの1曲:"Saving Grace"


■Leigh Nash / Blue On Blue

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01. Along The Wall
02. Nervous In The Light Of Dawn
03. My Idea Of Heaven
04. Ocean Size Love
05. Never Finish
06. Between The Lines
07. More Of It
08. Angel Tonight
09. Blue
10. Cloud Nine
11. Just A Little

元Sixpence None The Richerのヴォーカリスト、リー・ナッシュの
デビューアルバム。清涼感いっぱいの甘い歌声は、ここでも健在!
名プロデューサーを迎えて、より一層魅力的になっちゃいました。
オススメの1曲:"Blue"

Fiona Apple
2006.10.14(Sat.) 東京国際フォーラム ホールC

「死ぬまでに一度はナマで見ておきたいアーティスト」として
リストアップされていたフィオナ・アップル。今回、念願かなって
目の前でステージを見ることができました。オレに与えられた席は
前から2列目という、鼻血が出そうな好条件!シアワセでした。

開演時刻よりも10分ほど過ぎたところで、フィオナをはじめとする
バンドメンバーが静かに登場。観客も席に座ったまま、演奏が
始まりました。(立って見るのかと思ってたので、ちょっと意外)

で、演奏が始まるやいやな、その音の緊張感というのか
集中力というのか、フィオナが放つオーラのようなものの
すさまじさに圧倒されましたね~。

最初の3曲は、彼女はピアノを演奏しながらのパフォーマンスでしたので
オーラも若干抑えめでしたけど、4曲目になり、ステージ中央のマイク台前に
移動してくるなり、突然踊りだしたんです。あれを「踊り」といえばいいのか
「地団駄」といえばいいのか、「暴れてる」というのが近いか…といった動き
(トム・ヨーク(レディオヘッド)の動きと似た印象)で、
"何かに対して怒ってる・憤ってる・悔しがってる・もどかしい思い"みたいな
ものを感じました。

とにかく、彼女の、歌に対する想いが、ビシビシ伝わってきましたね。
やっぱすげぇわ。と圧倒されつつ、感心しました。

5曲目の"I Know"を聴きながら、オレ、泣きそうになりました。
この曲は、2ndアルバムのラストを飾るラブソングなのですが、
当時付き合っていた彼氏と築いた"何でもわかりあえる関係"を
切々と歌ってるわけですよ。でも、いま現在、その彼氏とは
とっくに別れてるわけで、その辛みなんかを最新アルバムで
歌詞にしてたりもするような状況なんです。
そんな事情を考えたりしながら、目頭が熱くなっちゃって…。

まるで芸能ネタみたいですね、ごめんなさい。

と、まぁ、そんなわけで、フィオナの激情がそのまま歌となって
ホール全体に流れ出たかのように、一気呵成に終盤まで
あっという間に進行していきました。
その間も、フィオナは踊ったり、ステージの上を黙ってグルグル
歩きまわったり、マイクに声が入らないようなところで
歌詞以外の言葉を発したり、まるで演劇を見てるかのような
素振りを見せたり、どなったり、ささやいたり、座り込んだり、
スカートのすそを握り締めたり、マイクスタンドを振り回したり。
その一挙手一投足から目が離せませんでした。マジで。

そして、バックの演奏もね、ものすごかったですよ!
今まで何組ものライブを見てきましたけど、今回のバンドは
格別でした。ほんとに。ギターレス、キーボードが2人
(フィオナも入れれば3人)という、変則的な構成ながら
その音たるや、すさまじきロック魂がこもっていました。
(その音楽表現そのものがロック!という意味で)
特にドラムのチャーリー・ドレイトンさん!
この方、奥田民生さんがアメリカでレコーディングするときに
よくドラムを叩いたり、いっしょに曲を作ったりしている人として
名前だけは知ってたんですけど、目の前で見たのは初めて。
いやー、この人の演奏はすごいわ!!
曲に与える強烈なメリハリと安定感はズバぬけてますね。
"Not About Love"という曲の演奏中、スティックを2度も折るほど
すさまじい演奏をしているのを目撃したときには、唖然としました。
すごいわ…。しびれるわ…。
サッカーでたとえるなら、この前のワールドカップでMVPに輝いた
カンナバーロ選手くらい、安心して守備を任せられる人だなぁ~、
っていうか、サッカーのことなんかよく知らないんだけど
このバンドがもしサッカーチームだったら、
きっと世界を制しちゃうだろうなぁ~、と、ライブ中に考えていたバカは
何を隠そう、このわたくしです。

最新アルバムからよりも、2ndアルバムからの選曲が多かった
このライブ。ラスト近くで、最初で最後のMCがありました。
「今朝、生まれて初めて"地震"を体験したの!」みたいな話でした。
このとき、フィオナの顔には満面の笑みがあって、オレはとっても
安心したのを覚えています。そして、その後すぐに歌を歌い始めたときには
また例の"集中した顔つき"になっていたことも付け加えておきましょう。

ラスト近くでは観客のスタンディング・オベーションもありつつ、
"Criminal"でかっこよく最高潮のまま終幕。1時間40分の熱演でした。

-----

まぁ、あれだけの歌い方をして、一瞬一瞬を綱渡りで生きているように
見えてしまう彼女は、これから長生きできるんだろうか?と心配したく
なるほどです。でも、一旦ステージからおりれば、彼女にも笑顔が
戻っているであろうことがわかって、よかったです。
彼女の中では、ひとつの歌が物語であり、それを歌うということは
その歌そのものを演じるということなのかなー、なんて。
雑誌のインタビューで、「あなたの幸せな瞬間は?」みたいな質問に
対して、彼女は「チャーリーのドラムの音が鳴りはじめたとき」と答えて
いました。うんうん、そうだろうな、わかるよ、フィオナ、その気持ち。
こんなすごい音楽の渦の中に身を委ねるのは、すんごく気持ちいい
もんね。これからもお体に気をつけて、がんばって、楽しんで、
良い作品を作り続けてください。思い出に残るライブをありがとー!!

[Set List]
01. Get Him Back -- (3)
02. To  Your Love -- (2)
03. Shadowboxer -- (1)
04. The Way Things Are -- (2)
05. I Know -- (2)
06. Sleep To Dream -- (1)
07. Limp -- (2)
08. Paper Bag -- (2)
09. Tymps (The Sick In The Head Song) -- (3)
10. Oh Well -- (3)
11. On The Bound -- (2)
12. Slow Like Honey -- (1)
13. Not About Love -- (3)
14. Better Version Of Me -- (3)
15. Get Gone -- (2)
16. Fast As You Can -- (2)
[Encore]
17. Extraordinary Machine -- (3)
18. Criminal -- (1)

[Band]
Fiona Apple (Vocal/Piano)
Charlie Drayton (Drums)
David Monsey (Bass)
Jebin Brunit (Keyboard)
Dave Palmer (Keyboard)

[Discography]
tidal.jpg
Tidal (1)
whenthepawn.jpg
When The Pawn... (2)
extraordinarymachine.jpg
Extraordinary Machine (3)

[Official]
http://www.fiona-apple.com/
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映画鑑賞、音楽鑑賞
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芸術的な才能がまったくないので、ほかの人が作った素晴らしい作品を見て感動してばかり。そんな思いを書き連ねていきます。自らのつまらない日常も含めて。
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