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日々の出来事、観た映画、聴いた音楽、読んだ本、撮った写真。
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トゥモロー・ワールド
Children Of Men

監督:アルフォンソ・キュアロン
原作:P・D・ジェイムズ
脚本:アルフォンソ・キュアロン、ティモシー・J・セクストン
撮影:エマニュエル・ルベッキ
編集:アレックス・ロドリゲス、アルフォンソ・キュアロン
音楽:ジョン・タヴナー
出演:
クライヴ・オーウェン、ジュリアン・ムーア
マイケル・ケイン、キウェテル・イジョフォー
チャーリー・ハナム、クレア=ホープ・アシティ

公式サイト(US)
公式サイト(JP)

「冬休み映画が公開される前」という、注目を浴びにくい
タイミングでの公開となった、この作品。
(アメリカではクリスマス公開という絶好のタイミングなのに!)
平日の夜に観に行ったんですが、オレ含めて観客3名…。

ここまで注目度が低いとは思えないほど、充実した作品でした!
うわー、もったいねー!!

[物語]
舞台は2027年のイギリス。人類には生殖能力がなくなり、
赤ん坊が産まれない世の中になってしまった。
そんな絶望的な状況の中、何の目的もなく働いていた
国家官僚のセオが、ある日突然、何者かによって拉致される。
セオを拉致したのはセオの元妻ジュリアンが率いる反政府組織で、
世界がひっくり返るような秘密をつかんでいた…。
(eiga.comさんより)

まぁー、すさまじかったですよ。
舞台は2027年とはいうものの、現代と置き換えてもさほど
変わらないんじゃないかと思わせる設定でした。
今の世の中もね、殺伐としてますからね~。
子供ができない→未来がない→自暴自棄になる→心が荒廃する
→犯罪が増える→理想郷を求めて逃げる→宗教に走る→
テロが増える→政治は力で押さえ込もうとする→反発する人あり、
あきらめる(自殺する)人あり

「子供ができない」以外は、今でも通じるところがあると思いません?

なんつうか、負の連鎖とでも言いましょうか、そういう悪~い空気が
漂うなか、主人公のセオは、あるひとつの小さな希望を見つけ、
それを守るために戦うわけなんですよ。でね、彼と、彼が守ろうと
した「希望」を見てると、「絶望の中に咲く一輪の花がこれほどまでに
美しいのか!」と感動せずにはいられませんでした。
それほどまでに、この「希望」というのは尊いものなんですよね、
オレたちにとって、人類にとって。

「戦争のバカバカしさ」と「命の尊さ」を、ここまで鮮明に描いてる
んだから、すごい映画ですよ、ほんと!
特に臨場感あふれるカメラワークがとんでもなかったです。

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映画鑑賞、音楽鑑賞
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芸術的な才能がまったくないので、ほかの人が作った素晴らしい作品を見て感動してばかり。そんな思いを書き連ねていきます。自らのつまらない日常も含めて。
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